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CDアルバム

愛は苦しみ ~ 厳粛なアリアと酒の歌 / レザール・フロリサン (Bien que l'amour ~ Airs Serieux et A Boire / Les Arts Florissants | William Christie) [輸入盤] [日本語帯・解説付]

2016/06/30 発売

KKC-5626

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¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)

ルイ14世の栄華と衰退 ~ 世紀末の愛を歌う
クリスティ率いるレザール・フロリサン最新盤!

[商品番号 : KKC-5626] [原盤番号 : HAF-8905276] [80'05''] [Import CD] [日本語帯・解説付] [harmonia mundi / King International]

[収録内容]

ミシェル・ランベール (1610~1696)
1. 秘密の炎
2. やすらぎと影、そして静けさ
3. ああ、今後は誰が約束しようなどと思うだろう
4. 心変わりするならば死を選ぶ
フランソワ・クープラン (1668~1733)
5. 怠け者の墓碑銘
6. 巡礼の女たち
ランベール
7. イリスは去った
8. 愛は苦しみ
シャバンソー・ド・ラ・バール (1633~1678)
9. 魂を虜にされると
マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ (1643~1704)
10. 「無理強いの結婚」より新しいインテルメッツォ
ランベール
11. 新しい季節に小鳥が歌いだす
12. イリス、あなたの美しい瞳のために
13. 隔てられた恋人たち
オノレ・ダンブリュイ (1650~1700)
14. 私たちの森の快い静けさを
シャルパンティエ
15. 赤ぶどう酒を飲んだあと
16. 火のそばで愛し合う
17. 深紅の小さな美しい瞳
ランベール
18. 悲しい別れは私の悲しみをときあかす
19. 本当です、愛は魅力的
20. 全宇宙が愛に従う

レザール・フロリサン
エマヌエル・ド・ネグリ (ドゥスュ/ソプラノ)
アンナ・レイノルト (バス-ドゥスュ/メゾ・ソプラノ)
シリル・オヴィティ (オート・コントル)
マルク・マウイヨン (バス・タイユ/バリトン)
リサンドロ・アバディエ (バス)

フローレンス・マルゴワール (ヴァイオリン)
タミ・トロマン (ヴァイオリン)
ミリアム・リニョール (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トマス・ダンフォール (テオルボ)

ウィリアム・クリスティ (指揮)

録音 : 2013年12月 / ヴァンセンヌ音楽院ホール

古楽界の大御所ウィリアム・クリスティはフランス・バロック音楽、特にオペラと声楽作品の復興に多大な貢献し、現在の古楽界に大きな影響を与えています。
本アルバムは、ランベール、シャルパンティエら17世紀フランスの作曲家による歌曲集。16世紀後半から17世紀中期にかけてフランスの上流階級で流行した「エール・ド・クール(世俗歌曲)」を収録したアルバム。エール・ド・クールの中心的な作曲家ランベール、シャルパンティエの作品は、フランス・バロックの開花初期の素朴な美しさが魅力。いずれも哀愁を帯びた旋律、それにヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートの低旋律、和声、リズムを効果的に掛け合わせ情熱的に聴かせます。特にアルバムのタイトルにもなっているランベールの「愛は苦しみ(Bien que l'amour...)」は優美で洗練されたランベールの特徴が最も現れた美しい楽曲。そしてフランス・バロック中期から後期の代表的な作曲家F.クープランや、ルイ14世のシャペル付楽団のオルガニスト、シャバンソー・ド・ラ・バール、ランベールの弟子のオノレ・ダンブリュイの作品も収録。
このアルバムに収められている作曲家たちは、同時代フランス・バロックとは言っても、フランス・ルイ王朝の栄華期に活躍したランベール、ラ・バール、シャルパンティエと衰退を見せた時期に活躍したダンブリュイ、F.クープランという2世代に分けられ、その対比を、音楽と詩という当時最も豊かであった文化を組み合わせた歌曲という分野で表面化させたプログラミングも、さすがクリスティと思わせるポイントです。