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CDアルバム

G. リゲティ : ピアノのためのエチュード (Gyorgy Ligeti : Etudes pour Piano / Thomas Hell) [輸入盤・日本語解説付]

2012/11/30 発売

KKC-5245

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¥2,934 (税抜価格 ¥2,667)

なんと音楽的! 知性、技巧、そして音楽性の完璧なバランス ブレンデル、そしてクルタークも絶賛したドイツのピアニスト、トーマス・ヘル、渾身のリゲティ・エチュード集 (日本語解説付版)

[商品番号:KKC-5245] [原盤番号:WER-6763] [56'44''] [Import] [日本語解説付] [WERGO / King International]

リゲティの超難曲、ピアノのためのエチュードの全曲録音の登場!この難曲に挑んだのは、ブレンデル、そしてクルタークも絶賛したドイツの若きピアニスト、トーマス・ヘル。ヘルはこのエチュードを何度も演奏会で取り上げているという兵。注目盤の登場です。

リゲティのピアノのためのエチュードは、通算16年をかけて作曲された3つの巻[第1巻(6曲)=1985年、第2巻(8曲)=1988~94年、第3巻(4曲)=1995~2001年]から成る練習曲。リゲティ自身ピアノを弾くのがとても好きだったため、凝りに凝った作品が並びます。まず特徴なのが、その多層性。ポリフォニックに書かれていることはもちろん、声部によってリズム(強拍の位置)が異なっていたり(=ポリリズム)、時には同時に演奏される声部間のテンポが異なっていたり(=ポリテンポ)と、非常に難解。しかしそれが完璧に克服されたときに鳴り響く素晴しい音楽は、他では得られないもの。ここで演奏しているトーマス・ヘルは、このリゲティのエチュードを何度も演奏会で取り上げているという驚異的なピアニスト。このレコーディングもたった3日間で仕上げていますが、この音楽的な演奏にはただただ圧倒されるばかりです。リゲティのエチュードといえばエマールのものが有名ですが、ここに待望の素晴らしい新録音がうまれました。

ブレンデルに「知性とヴィルトゥオージティの両面をあわせもつ」と絶賛されたピアニスト、トーマス・ヘルはドイツ・ハンブルク生まれ。オルレアン国際ピアノコンクールで優勝しているほか、さまざまな国際コンクールで入賞しています。現在ハノーバー国立音楽演劇大学とシュトゥットガルト国立音楽芸術大学で後進の指導にあたる傍ら、日本でもマスタークラスを開催しています。古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを持っていますが、とりわけ20/21世紀の音楽の演奏を得意としています。このリゲティのエチュードも何度も演奏会で演奏しており、実演に接したクルタークは、''リゲティの音楽を理解し、それを解釈し、最高度の演奏技術をもって演奏する特別な才能'' とヘルのことを絶賛しています。

演奏:トーマス・ヘル (ピアノ)

録音:2011年9月26~28日

収録内容

1. 1巻(1985) : 無秩序 
2. 1巻(1985) : 開放弦
3. 1巻(1985) : 妨げられた打鍵
4. 1巻(1985) : ファンファーレ
5. 1巻(1985) : 虹
6. 1巻(1985) : ワルシャワの秋
7. 2巻(1988~94) : ガランボロン
8. 2巻(1988~94) : メタル
9. 2巻(1988~94) : 眩暈
10. 2巻(1988~94) : 魔法使いの弟子
11. 2巻(1988~94) : 不安定なままに
12. 2巻(1988~94) : 組み合わせ模様
13. 2巻(1988~94) : 悪魔の階段
14. 2巻(1988~94) : 無限柱
15. 3巻(1995~2001) : 白の上の白
16. 3巻(1995~2001) : イリーナのために
17. 3巻(1995~2001) : 息を切らして
18. 3巻(1995~2001) : カノン