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2015/05/14 発売
ALT-309
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¥3,498 (税抜価格 ¥3,180)
フランス国立管とコンドラシンの一期一会的、火花散る演奏。手兵モスクワ・フィルとの演奏を凌駕するほどのスリリング![商品番号 : ALT-309] [ADD] [STEREO] [Live] [ALTUS][収録内容]ショスタコーヴィチ : 交響曲 第8番 ハ短調 Op.65キリル・コンドラシン (指揮)フランス国立放送管弦楽団ライヴ録音 : 1969年2月5日 / シャンゼリゼ劇場こんなものが残っていたとは驚きの音源が日の目を見ました。コンドラシンとフランス国立放送管一期一会のショスタコーヴィチの交響曲第8番。コンドラシンによる同曲録音は3種が残されていますが、いずれも彼の手兵モスクワ・フィルによるもので、演奏は物凄いものの1961年のメロディア盤は音が悪すぎ、1967年4月20日Altus盤の東京ライヴは日本ツアー最終日でオケに疲れが見えており、1969年9月29日のPraga盤のプラハ・ライヴも音が万全とは言えませんでした。それゆえ、当1969年2月5日シャンゼリゼ劇場ライヴはファン狂喜の出現と申せましょう。ショスタコーヴィチの交響曲第8番は、独ソ戦さなかの1943年、ソ連軍が攻勢に転じつつある時期に作曲されました。希望の光の見え出した時に作曲されながら、高揚感や喜びの感情は薄く、勝利を願いながらその先にあるであろう不安におびえるマーラー風の屈折感に満ちています。旧ソ連きってのマーラー指揮者だったコンドラシンが絶妙に表現。とは言っても内省的演奏ではなく、ムラヴィンスキーと比べ高カロリーで暴力的な激しさに満ちています。テンポや解釈はPraga盤と似ていますが、ニュアンスや臨場感は比べ物にならないほどの凄さ。ついにコンドラシンの8番の凄さをあますところなく記録した録音の登場となります。